去る6月28日から1泊2日の日程で、東海教区特任研修会が名古屋分苑を会場に開催されました。今回の研修会には、特任宣伝使9名に加え、聴講者として機関長4名、信徒3名が参加され、合計16名による充実した学びの場となりました。
初日は、前田特派による基調講話「伝える力、寄り添う姿勢――一人と人とを結ぶ宣伝使の在り方」が行われ、大本のみ教えを通じて、信仰生活におけるさまざまな悩みや課題にどのように向き合うべきかが、Q&A形式でわかりやすく解説されました。信仰と生活の調和を図りつつ、人と人を結ぶ架け橋として、他者の信仰を育む存在であることの大切さが語られ、参加者一同深い共感を覚えました。
その後は、各特任による自由講話(20分間)が行われ、それに対する講評を他の特任が行うという実践的な形式で進行。日々の体験に基づいた内容はお互いの参考となり、活発な意見交換がなされました。夕食時には、和やかな歓談の中で本音の会話が弾み、親睦がさらに深まりました。
2日目の朝は、鎮魂行から始まり、各自の活動報告へと続きました。続いて、YouTubeを視聴された一般の方への対応、誄詞(しぬび)の作成、後継者の育成など、現場で抱える具体的な課題について率直な話し合いが行われました。
参加者からは、「とても有意義な研修会でした。各発表者の生い立ちを通じて、それぞれの人柄や個性がよく伝わり、東海教区内の特任宣伝使の結束がより強まったと感じています。これからが本番。大本のみ教えを世に広め、みろくの世を目指して互いに励んでまいりましょう」といった声が寄せられました。
まとめ
今回の研修会は、対外宣教・対内宣教の両面から「人間力の向上」を目指す、実りある学びの場であったといえます。今後も機関内の協力を得ながら、東海教区全体で意識を共有し、特任としての使命を存分に発揮していけるよう努めてまいります。
活動の指針
1、み手代のお取次ぎ(信徒・一般の方への対応)
2、葬祭への備え(高齢者)
3、大本のみ教えを伝え、世との架け橋となる(一般の方)等
名古屋分苑特任宣伝使 堀宜雄