気持ちが落ち込むようなことが続いている
なんとなく元気がでない
やることなすことがすべて壁にぶつかる
こんなときは、お祓いをおすすめします。
お祓いって厄年や八方ふさがりの年に行う特別なもの、と思っていませんか?
実は、お祓いは身近なものにすればするほど、幸せが近づいてくるものなのです。
お祓いとは
お祓いというと、神社での神事を思い浮かべますよね。
祝詞を奏上したり、鈴や太鼓をならしたりして災いを祓います。
災いは私たち人間にとって都合の悪いことですが、その原因は目に見えなことが多いです。
例えば、いやなことが続くとつい、「私がついてないのは、何か悪いことでもしたってこと?」なんて口にしたことはありませんか?
このように不運なことがどこから来ているのかは、すぐには見えてきません。
では、なにが原因なのか。
それは、怒りや恨み、嫉妬などの負の感情や、悪言暴語が原因です。
そしてこのような負の感情は、お祓いによって清めるほかありません。
お祓いしたらいいことある?
お祓いをおすすめすると「お祓いすれば、なんかいいことあるの?」ときかれることがあります。
この質問に答えるとすれば、「お祓いをすることでいいことが入りやすくなる状態にしていく」ということでしょうか。
ところで「いいこと」というとどんなことを想像しますか?
・お金がもうかる
・功績が認められる
・病気が治る
などなど、人によっていいことはいろいろですよね。
でもここでいう「いいこと」は願望なので、お祓いではなく御祈願することがらになります。
お祓いをして身も心もきれいになれば、お願い事も通りやすくなります。
お祓いはお掃除
お祓いはお掃除に通じます。
特に汚した覚えもないのに、いつの間にかたまっているほこり。
毎日掃除をしていても、必ずゴミは出てきますよね。
心のなかもこれと一緒で特に悪いことを考えたりしたりした覚えがなくても、いつの間にか汚れがたまっているのです。
心のなかの掃除は、目に見えないだけに難しいですよね。
そしてお祓いは、目に見えない心の掃除のためにあるのです。
掃除は運気を上げるといわれます。
つまり「いいことある」のは、お祓いのあとのことなのです。
お祓いと言霊
最近、言霊という言葉をよく耳にします。
お祓いの際に必ず奏上する祝詞は、この言霊の力によって心や目に見えない災いの原因を清めるものです。
なぜなら心の向きを変えるには、言葉が大事だからです。
例えば、できるだけポジティブな言葉を使って幸せを引き寄せようと実行している方。
スポーツで優秀な成績を収めた選手や優勝したチームの選手は、練習でも試合でもポジティブな言葉を使っていることが多いですよね。
反対にSNSなどの誹謗中傷で命まで失ってしまう人もいます。
同じ指摘をされるにしても、言葉選びや言い方で素直に受け入れられたり納得できなかったりという経験はよくあります。
良い言葉は良い結果を、悪い言葉は悪い結果を呼んできます。
思わず言ってしまった縁起の悪い言葉をあわてて言い直すことありませんか?
ひょっとしたら人の無意識のなかでは、言霊の力を感じているのかもしれません。
幸せを呼び込むにはまず、心のゴミを出すことから始まります。
ひとりひとりから宇宙まで
お祓いの大切さについてもう一つ考えなければならないことは、年々激しくなっている自然災害のことです。
科学の発達や地球温暖化など原因はさまざま言われています。
しかし、大本ではそれだけではなく、人類の心の状態が悪いためにおこるという御示しがあります。
詳しくはこちらの記事にあります。
自然災害を最小限にするためにできることのヒントがありますのでぜひ、お読み頂けたらと思います。
>>自然災害を減らすためにできること
日々の細かなストレスでさえ、自分の体や心を傷つけたり、人や物を傷つけたりします。
しかも、心の問題は簡単にスッキリできません。
また、誰しもがこのような心のもやもやを抱えています。
このような心をスッキリするには、やはりお祓いがおすすめです。
ひとりひとりがささやかな幸せのためにするお祓いであっても、大きな意味では宇宙すべてを清める一助となるのではと思います。
大本の節分大祓については、大本公式ホームページ にてご案内しております。よろしかったらご覧ください。
節分の翌日は立春ですね。
旧暦では、立春からその年の干支が始まるとされています。
お祓いをして清々しく壬寅年を迎えませんか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
今年も、みなさまのご無事とお幸せを心よりお祈り申し上げます。