カテゴリー: コラム
「家庭から始まる世界平和への道」
信仰と生活の一体化 「信仰」と「生活」は密接に結びついており、同時に営むことが不可欠です。これらは切り離せない要素であり、望ましい信仰の在り方は日常生活と深く結びついていると考えられます。 家庭内の調和は、信仰と生活を一...
「満州」地域における出口王仁三郎聖師の「宗教的世界平和」の追求
満州地域の複雑な民族情勢 日露戦争(1904年2月8日~1905年9月5日)から昭和初期までの満州地域(現在の中国東北部)は、中国本土(山海関以西の中国全土)から事実上独立しており、満州民族(女真族)をはじめ、漢人軍閥、...
「おかげをいただきやすい人」
おかげとは 「おかげ」とは、人々の助けや神仏から受ける恩恵です。 神仏からの恩恵は、すべての生きとし生けるものに平等に行き渡っていますが、素直な人ほど神仏からの「おかげ」を受けやすいとされています。 逆に、疑い深く自己中...
救いの神器「み手代」
「み手代」とは 「み手代」は、当代の大本教主が瑞の御魂に祈願し神霊を込めた杓子の形をした木製の神器で、瑞の御魂のみ救いを取り次ぐ大本の「宣伝使」に、瑞の御魂の「み手の代わり」として下付されます。 出口王仁三郎聖師は、瑞の...
「宗教2世問題について」
新宗教が抱える「信仰継承」の課題 新宗教の始まりは江戸時代後期で、1970年代以降には、新たに新新宗教と呼ばれる教団が多数現れました。新宗教団体を中心とした多くの教団は、開教から数十年以上が経過し、2世以降の信徒の割合が...
「認知症の状態をどのように捉えるか」
人間の本体は精霊である 大本の教典『霊界物語』には人間の身体(肉体)について次のように示されています「その精霊は、すなはち人間自身なのである。要するに人間の躯殻は、精霊の居宅に過ぎないのである」(『霊界物語』第48巻)。...