くり返し起こる不都合なことには原因がある?負のループから抜け出す方法

雪の天恩郷

突然ですが、ジンクスと聞いて何か思い当たることはありませんか?

洗車をすると必ず雨が降る、というように同じ状況になると同じようなトラブルが起こる。

洗車をすると雨が降るというのもかなしいことですが、その他にもいろいろあります。

「行こうとしても行かれなくなる場所がある」

「この場所にくるとケガをする」

「離婚している親族が多い」    など。

今回はこの同じようなことが繰り返し起こる原因について考えてみたいと思います。

 

めぐり(罪障)とは?

ジンクスという言葉、日本では良い意味でも悪い意味でも使われますが、本来は悪いことがおきるときに使われている言葉です。

 

「どういうわけか、このことだけはうまくいかないんだよな」

 

こういうことがらには、思わぬ原因がひそんでいることがあります。

しかし、たいていは原因がはっきり現れていません。

 

「なぜかわからない」ことは、目に見える世界だけで考えていては解決しないことが多いのです。

 

大本では、くり返し起こる不都合なこと、原因がわからないけどどうしてもうまくいかないことを「めぐり」といいます。

仏教で「罪障」といわれているものです。

 

罪障とは

罪障とは何か、辞書には次のように書いてあります。

 

 の解説

仏語。往生・成仏の妨げとなる悪い行為。「―消滅」

引用:goo辞書

 

簡単にいうと天国に行けなくなる行為、といったところでしょうか。

では、この罪障が現在を生きる私たちにどのような影響を与えるのでしょうか。

 

現在は過去の積み重ね、未来は現在の積み重ね

未来は現在より幸せでありたい。

これは誰しもが願うことですよね。

そう思うからこそ、現在の努力ができるのだと思います。

 

悩みの相談をしてくる方のお話を聞いていると、かなりの努力をされている方が多いです。

でも、それが結果として現れていなかったり、逆効果となってしまったりするので「私にはどうしようもない」とおっしゃいます。

 

そんなときはやはり、祈るしかないと思うのです。

その日々の祈りを続ける中で、「そういえば、おじいさんもそうだった、ひいおじいさんもそうだった」というようなお話や「先祖に○○な人がいた」というようなお話を聞くことがあります。

 

ご先祖様と現在の悩みがふしぎとリンクしているとき、悩みの原因は「罪障(めぐり)である」と考えられます。

つまり、ご先祖様の罪障が償いきれずに子孫に影響を及ぼしているのです。

 

とはいえ、今まで霊界について半信半疑でいた方がすぐには信じられないというのも無理もありません。

でも、現在は過去が積み重なったものであり、未来は現在を積み重ねていった先のものですよね。

そうだとすれば、現在の状況はやはり霊界を含めた過去のことが現れている、ということになります。

 

「悪いことしても幸せに暮らしている人がいるのは不公平」というお話もよく聞きますが、霊界にまで時間軸を延ばしていくとそうでもないことがわかってきます。

 

霊界の審判についてはこちらの記事でくわしく解説しています。

>>「冥界の審判」

 

「めぐり」を浄化するには

めぐり(罪障)を浄化することは、日々の幸せに直結します。

「特に悪いことをした覚えはないのに、なんでこんな目にあうのか」

そんな思いをしなくてすむようにするには、めぐりをなくすことが一番の近道です。

 

では、どうすればよいのでしょうか。

過去のことは「どうしようもない」ことなので、神さまにお祈りしつつ周囲の人や現在の環境に感謝していくことではないかと思います。

 

めぐりについてのくわしい解説と浄化についての御示しはこちらの記事を参考になさってください。

>>「めぐりとは前世における霊魂の罪障」

 

心穏やかに日々を暮らすことは、なかなか難しいですよね。

 

少しずつでも、めぐりが無くなっていくことをお祈りさせて頂こうと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。